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蜂蜜は高い殺菌力で喉の炎症、火傷、創傷、下痢に古くから利用されてきました。

また主成分がブドウ糖や果糖といった単糖類の為、体内での分解をしなくともそのまま吸収できるので疲労回復にも効果があります。

最近の研究では風邪の原因の8割-9割とされる上気道感染症の治療について、標準治療よりも蜂蜜を摂取した方がより良い効果がみられたとの発表※１もあり、抗生物質による薬剤耐性菌問題を回避する代替法として安全に症状を改善できる可能性を示しています。 

[参考]

上気道感染症には蜂蜜、標準治療上回る効果 システマチックレビューとメタ解析

古くから民間療法として用いられてきた蜂蜜ですが、最近になり様々な効能が科学的根拠をもって証明されています。 

現在効能として認められているものは以下の通りです。

 ( 1 ) 殺菌力

・口内炎、喉の炎症、火傷、創傷、下痢に効果が認められる。 

・高い糖度（80%以上）なので細菌が混入しても浸透圧で体液を吸い取られて死滅する。 

・グルコン酸含有。医療現場でも傷口や器具消毒に使われるグルコン酸 が含まれる。 

・過酸化水素含有。オキシドールとして医療現場でも使われている 過酸化水素水が含まれる。

 ( 2 ) 疲労回復効果

・蜂蜜の主成分は果糖とブドウ糖で両方単糖類という栄養素の最小単位で、体内での分解をしなくてもそのまま吸収ができるので、体に負担が無く素早い栄養吸収ができる。(２〜３分程度） 

現在はまだ科学的検証はされていませんが、効能として言い伝えられて民間療法で蜂蜜が使用されていることもあり、今後研究が進めば新たな効能、効果の発見の可能性も期待されています。